にんにくは古代エジプトでは紀元前3750年頃から栽培されていたらしい。古代ギリシャではオリンピックの運動選手が記録を伸ばすために好んで食べ、古代ローマでは遠征中の兵士に耐久力をつけるために食べさせた。ヨーロッパに広がるのは、十字軍遠征から帰ってきた人たちのおかげらしい。万能薬とみなされ、中世ではペストや悪魔にとり憑かれないとみなされた。また、匂いが強いため、14世紀のスペインの王様は、にんにくを食べた騎士は1か月間宮廷に出入りを禁止したという話もある。
地球上のほとんどの国で生産されているが、中国、インド、韓国が生産量が多い。 フランスでも 産地は沢山あるが、白、むらさき、ピンク、燻製(ノール県アルルー)など種類も多様だ。個人的好みを言えば、タルヌ県ロートレックのピンクのにんにくが好きだ。小粒で身が締まっていて、匂いはやや強いが味がある。
料理ではオリーブオイルと一緒に使われるが、南仏ではブイヤベース、アイオリ、セット(エロー県の漁港)風ルーユ(ブーリード)など魚料理、またドーブ(牛肉のワイン煮)にも使う。まだ食したことはないが、にんにくのスープもあるらしい。カタロニア風エスカルゴではトマトソースの中ににんにくが入っている。タパスのPan con tomateもおいしい。
【遊びのフランス語】フランス語では複数の場合、SかXを最後につければいいが、このにんにく(ail)は変わっている。ただSをつけてもいいが、マルシェなどの表示ではAulxと書かれている。これでオーと発音する。オーという発音する単語で骨Osの複数形がある。これも変わっていて、単数ではオスと発音する。
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