La tour de Constanceは、手を握って指を立てたように見えるエーグ・モルト(30)にある塔で、1685年10月28日のナントの勅令廃止後に起きたカトリックとプロテスタントの対立の時代にプロテスタントやセクト(新しくキリスト教の解釈する団体)の人たちを収容した監獄だった。この宗教戦争では、特にセヴェンヌ地方で悲惨な戦いがあり、一般的にカミザールの戦いと言われている。同名の小説は、アンドレ・シャンソンというセヴェンヌ生まれの人が書いた小説だ。銃眼の隙間しかないこの塔の2階に収容された女性たちの会話が延々と続く。読者はあたかも自分がそこにいるかのようにとてもつらい気持ちになる。実際その中に入ったことのある人には益々つらい。厚い壁とかすかな外部の光の中で暮らすのである。
まだ途中だがこの後もう少しどうにか筋が展開してほしいと思っている。
モンペリエは、フランスで人口が8番目の町、地中海が近い都市型観光地であると同時に古い大学都市としても知られる。ミシュラングリーン・ガイド・ブックの三つ星を得て≪最も訪れる価値のある≫観光都市と認められた。 豊かな歴史遺産に恵まれる一方、近年では様々なフェスティバルが開催される。ラジオフランス・オキシタニー・モンペリエ音楽祭、モンペリエ・ダンス、地中海映画祭、モンペリエ・ブラスバンド祭など。特にダンスでは世界の中心的存在でもある。トラムウエイ(市街電車)などのメトロポール計画がモンペリエを中心に進まれていて、隣接都市を含めながら新しい街づくりが進んでいる。また、周りのラングドック地方は、古くからワインの生産地として知られ、上質のワインが生産されている。
Montpellierの発音はモンペリエかモンプリエか?
日本人はMontpellierをモンペリエと大体の人が発音するが、フランス人はモンプリエという人が多い。フランス語の発音の規則からするとモンペリエの方が正しいと思われるが何故だろう。他にもこういう例がある。Auxerre(89)をオーセールと発音したり、オークセールと発音したりす...
2017年4月21日金曜日
2017年4月17日月曜日
Vin des Sables de Camargue
Vin des Sables de Camargueとは、カマルグ地方(アルルとエーグ・モルトの間の砂地(90%以上が砂)で作られているワインをいう。約3000ヘクタールの畑で146の農家がこのワインを作っている。他にも大西洋岸のランド地方などでも作っているが、Vin de Sableと綴りが違う。赤、ロゼ、グリ、グリ・ド・グリ、白とあるが、何といっても薄いオレンジ色をしたグリかグリ・ド・グリに特徴がある。暑い夏に冷やして飲むのは最高だ。グリgrisとは灰色だが、ワインの色からよりもむしろ使われているブドウの苗木からきているようだ。カマルグの場合、グルナッシュ・グリが主体で(70~80%の割合)、収穫したブドウをほとんど寝かさないので非常に色の薄いワインができる。
Vin des Sables
Vin des Sables
2017年4月8日土曜日
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