2016年9月30日から2つの以前の州ラングドック・ルシオンとミディ・ピレネーが一緒になって、「オキシタニー」という名前が付いた。元来「オキシタニー」というのは、フランス北部のオイール語に対して、南部のオック語を話す地域の文化圏の呼び名である。住んでいる人・言語はオキシタン、最近売り出しの化粧品メーカーのオキシタンヌは女性形だ。中世ラテン語が崩れて変化し、北ではフランス語のouiをオイールといい、南ではオックといったことからその名前が付いた。
新しい州名の13県は、もちろん「オキシタニー」だが、地域全体の36%に過ぎない。そこが今問題になっている。残りの64%の地域、都市でいうとポー、ボルドー、リモージュ、クレルモン・フェラン、マルセーユ、ニースなどで「オキシタニー」文化の伝承に関わっている人、関わった人に混乱を引き起こすということである。更にカタロニア(スペイン側)、ピエモン(イタリア北部)も関係してくる。元々「オキシタニー」はオック語を話す地域の呼び名であって、行政単位にはふさわしくない。中心がないのである。
他の地域の州名例えばヌーヴェル・アキテーヌ(旧名:アキテーヌ、リムーサン、ポワトゥー・シャラント)などは創造的でうまく付けている。南フランスの文化的伝統からするとこの命名はやや不器用だったのではないか。
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