リヨン(69)から車で45分ほどのところにフランス美しい村の一つで中世の街並みが残るペルージュがある。観光局の前から緩やかな坂を上ると左側に教会がある。この教会は側面の壁がそのまま城壁の一部になっていて、銃眼が教会の内部から覗ける。教会の横が城門になっていて、教会の入口は城門の外になる。上の城門と下の城門があって、下の城門は城壁の反対側のやや下ったところにある。
上の城門を入るとそこがロンドの通りといい、城壁の内側をぐるっと回る道だ。左に行っても右に行っても同じだが、人がいる左側の道を行く。少し行くと右側にがガレット・ド・ペルージュの調理場が見えた。ガレットといってもピザのように厚い。ガレットよりも調理場がなんとなく中世風で中世はこんな風に店を構えていたんだなと思った。
狭い路地を覗くと先に広場が見える。菩提樹広場(Place de la Tilleul)だ。真ん中に菩提樹が一本生えている広場だが、ここが町の中心だ。今はカフェとレストランがあるが、あまり人はいない。菩提樹の下でタバコを一本吸った後、広場に面した建物を一つ一つ見て回った。建物の軒下にトウモロコシが沢山干してあった。壁をつたわるブドウの木には白ブドウがなっていた。
中世の町で静かなひと時を過ごした。
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